令和5年度 ◆第4回 みくにセミナー◆ R5.9.21
今年度のテーマは、「人生100年時代、家庭や地域で生きがいを築こう!」
第4回目は、視察研修で福岡市西区~糸島を巡りました!
「~福岡の海の現状・海と人の関わりを学ぶ~」
当日の早朝は土砂降りの雨で、皆さん雨具を携えての集合でした。 曇り空での出発、でも福岡市に入るあたりから明るい日差しも見え隠れしていました。
最初の目的地は「糸島市立志摩歴史資料館」。旧志摩町から出土した考古資料を
保管・管理している施設でした。古来より海とのかかわりが強い地域で、展示の内容が
海を中心にした住居や交易・信仰など8つのテーマに分かれていました。POPのイラスト
がかわいらしく、どれも身近なテーマで親しみやすい資料館でした。
次に、今津にある「福岡県水産海洋技術センター」を訪れました。海沿いの狭い道を
ぬけると、海に囲まれた敷地に様々な建物が並んで、まさに研究所!
企画経営課長 宮本さんの案内で、まずはDVDで施設の役割を視聴。福岡の水産資源や
漁場環境を守るための技術開発に取り組んでいる様子が分かりやすかったです。
中の展示も見やすく工夫されていて、皆さん興味深く見入っていました。
午後にはすっかり空も明るくなり、青い海と白い波を見ながら海岸沿いを移動し、
二見ヶ浦の夫婦岩を横目に最後の訪問地「櫻井神社」に向かいました。
糸島ふるさとガイドの吉丸さん・川口さんの案内で境内に入ると、澄んだ空間にまず
癒されました。楼門から拝殿・中殿・本殿と説明を聞きながら、皆さん熱心に耳を傾け
沢山の質問が飛び交いました。古いけれども荘厳な建物と細部の造りに圧倒されました。
志摩歴史資料館に楼門のレプリカが展示されてました、当時はさぞ美しかったでしょうね。
境内に隣接する「櫻井大神宮」の静かな佇まいにも心が洗われたひとときでした。
帰りの感想で、初めて訪れた場所ばかりで良い体験になったとの声がありました。観光では
わからない糸島の発見でした。
次回 10月19日は、小郡市社会福祉協議会に協力をいただき、
「終活を楽しく学ぶ」を開催します(セミナー生限定)
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